【 第40話 | 2015.3.26 】
管理人のスケートライフBGM:2015春編
毎年春になると必ず聴きたくなるのが、『Pizzicato Five』と『LOVE PSYCHEDELICO』。どちらもインラインスケートを滑る時のBGMとしてもなかなか気に入っているのだけれど、そんなに新しさを感じるものではないどころか、ピチカートに至っては、ひと昔ふた昔前の曲になる。それなのに毎年聴きたくなるのはなぜだろう?
春は冬の気配を残しつつ次に進む季節でもあるためか、温故知新、心地よい懐かしさと今っぽい新鮮さが良い塩梅にミックスされたテンポの良い曲が、新緑が息吹くウキウキ気分を盛り上げてくれるから、って少し強引!?(笑
『Pizzicato Five』は春らしいポップな曲が多いから、春うらら、ポカポカ陽気の朝なんかにシングル集の『singles』選んで聴いていたりする。例えば『BABY PORTABLE ROCK』や『Sweet Soul Revue』などは、今でも春になるとラジオからも聞こえてくる盤石の定番曲。
ピチカート自体は90年代の渋谷系ど真ん中の音楽で、すでに解散してしまい、今となっては過去のグループになってしまった。だから歌詞にはそんな時代を感じるフレーズが入ってはいるものの、曲からはそこまでの古さや時代を感じない。でも、そう思ってしまう当たりに、僕の年齢がバレてしまう気も。(笑
暦上では春でも気温はまだまだ冬の2月、梅の花が咲く頃になると、10年くらい前から無性に和製ロックを聴きたくなるようになった。そんな時に聴いているのは『LOVE PSYCHEDELICO』。
彼女たちの昔の曲も古びることなく、最新の曲に混じってラジオから流れてきても違和感がない。自分が良く聴くのも、彼女たちの3rdアルバムの『LOVE PSYCHEDELICO III 』。リズムはロックなのだけれど、刺々しさがなく、無理なく体にすーっと入ってくる感じで心地よい。J-POPらしくなくても、やはり日本人が作る音は耳馴染みがいいのかも。
何はともあれ、1曲目のイントロが流れ始めると同時にテンションが上がる、お気に入りの1枚だ。
今年の曲だと、iPhone内でヘビロテしているのがRumerの最新アルバム『Into Colour』だ。 2曲目の『Dangerous』が、少し前にラジオから毎日何回も流れてきていて、促されるようにアルバムを買ってしまったが、アルバム通して心地よく聴ける。ジャケットの雰囲気そのままに、70〜80年代のディスコサウンドを優しく爽やかにアレンジしたテイストは、春の日差しと相性がいい。
『Dangerous』はストリングスの音色と同調するような、伸びやかなスタイルの滑りにマッチするだろう。しかし、アルバムの中には少し気だるい曲も入っている。そこでもし全曲通して流すのなら、スケート時ではなく、アフタースケートや入浴時などにお薦めしたい。
『Dangerous』とともに、ラジオから毎日聞こえてくるのが、Mark RonsonとBruno Marsの『Uptown Funk』。
これはオートマティックにノリノリにしてくれるファンク。しかもファンクなのにオシャレ感満載で、否応なしに気分が上がる絶品サウンド。この曲をBGMにルーティンを組んでキレッキレの滑りを披露できたら、さぞかしかっこいいだろうなぁ……。
“Bruno Mars × 楽しい”ときたら『The Lazy Song』は外せないでしょう!
この曲のPVを見たら、猿の着ぐるみ5人と一緒に踊ったり口笛を吹きたくなること請け合い! 歌詞にあるようにソファに寝そべってだら〜っと聴きながら、気分が乗ってきたらふらっとスケートする、そんなゆる〜い新生活が4月から待ってたら、そりゃもう最高なんですけどねぇ。(笑
さて、ここで紹介した曲を元に、キラキラした春らしい曲から始まって、ウキウキ気分を盛り上げて、のんびりと落ち着いていく流れの、管理人的2015年春の7曲をYouTubeで組んでみました。もし良ければ聴いてみてください〜♪
YouTubeリスト:管理人のスケートライフBGM:2015春編
《高田健一》